2020年6月7日 A6他が入感@50MHz
朝8時過ぎに起床。シャックをのぞくと、全く北米の感触もなく、静かに午前中の時間が過ぎていきました。
昼飯を終えて、13時半ごろからだったか、7エリアを中心に9Kを呼ぶ方が現れます。ほどなく7エリアでも北部の方でA6を呼ぶ方が登場。A6は未交信のエンティティのため、南下してこちらでも聞こえないかとワッチしますが、全くかすりません。
当地でも9Kが見えだすころになると、285度当たりを向けているにもかかわらず、本来40度以上ずれているはずのLYの信号などがJTDXにデコードされていきます。EUをとるべきか、じっと我慢でA6を目指すかと悩んでいると、次々にEUの信号が見えてきて、たまらずアンテナを回すと未交信のSP2局と5Bの記念局?と交信が成立。
ようやく少し落ち着いてEUから離れ、再度、中東方面にアンテナを振って作業をしていると、近隣からコールする音が! 慌てて画面を見ると、東京の局が交信しています。空き周波数をみつけて、自分もコール開始。
気づいたときの1局、その後に1局挟みましたが、比較的早くコールバックがありました。混信もあり、画面で見ている以上にJTDXが表示するレポートがよくないのですが、デコードはしっかりしてくれました。無事QSOでき、1UP。
(私はモード限らず、バンドでのNewエンティティの局を青地で表示させています)
中東は一段落で、EUに再度アンテナを回し、パイルに参戦します。しばらくすると、今度はHZの新しい局が見えてきました。
HZの信号は強力で、時にプラスの表示まで。ふわふわしているEUよりは交信が楽かと思ってパイルに参加するも、誰にでも強く入っているだけに多くの方がコールしているようで、なかなか抽選に当たりません。呼び続けること1時間。信号が多少下がってきたところでようやくQSO。途中、別の7Zの局も見えていて、一度ちょっかいを出しましたが、こちらとはQSOできませんでした。
HZとの交信は一苦労でした。たまに、自分の送信を停止して、パイルの状況を伺うと、JA側でコールする局が一度に50局ぐらいデコードされます。当然、私には見えていない地域の方もコールしているはず。とんでもない局数が同時にコールしているのです。
実は、最近、A9の局とA4の局のシャックの画像を見せてもらう機会があり、PCの画面を見ると、なんとも狭い窓に受信した局を表示させています。1画面で数局しか表示できないサイズで受信していますので、1回受信すると、表示窓の数枚分があっという間に、流れていくはずです。
AUTO SEQを使ってくれればよいのですが、応答時に手作業で相手をピックアップしているのではないか??と思われる不思議な間がある局がいます。
JTDXで多数の局を一度に受信してよ~く見てみると、相対的に強い局が上に、そして弱い局が後ろにデコードされているので、狭い画面で見ている局だと、弱い局中心にしかピックアップができない状態になってしまいます。
WSJT-Xでは、表示の並びはそうなりません。Newバージョンだと、おそらく弱い局が最後に残るけれど、基本的にはDFでソートされてでてきます。
相手がAUTO SEQでどういう設定をしているかで、ピックアップされやすいところが変わってしまうので、デジタルでもたまに受信をして、特性を探ることはした方が良いのだろうと思います。
実際、本日も、正真正銘50Wの移動局などがkW局をおさえて見事にコールバックを受けていました。これを見て、「さては、強いと受信側の窓からはじき出されてしまうのか?」と50W以下にパワーを下げて送信してみたりしましたが、なかなかとってもらえませんでした。
難しいものですね。。。
中東の局のWSJT-XやJTDXの画像をご参考までに。もちろん人によりけりでしょうが、案外、ノートの狭い画面で見ているのだなぁと知りました。
上のWSJT-Xに至っては7局ぐらいしか表示できません。下のJTDXもノートPCの画面サイズの半分程度しか使えそうにありませんね。
次の写真はA71AMの1SEQでの受信で41局表示できているようですが、デコード1回で1画面に入らず、あふれている例です。
本当に大抽選会なんですね。
これぐらいの束になってしまうと、もはや強さは全く関係なく、50Wも1kWも相手に届いていれば土俵は同じ・・・ということのようです。
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